アタマ

log [ コラム ] — s_o @ 22. 4月, 2004

遠くから歩いてくる子供が
両手で耳をふさいでいた。

暗い気持ちになりそーだったので、
なんで彼が世界を拒むのか
考えない事にする。

家に帰って眠ると、夢をみた。

自転車で走りながら、いろんなことを諦めていた。

なくなってしまったものの中に、
見覚えのないものがたくさんあった。

目を覚まして、煙草を吸おうとすると
ドアをがしがしノックする音が聞こえる。

隣のおっさん、また金借りにくる。

ないっちゅうねん。何回目やねん。

おっさんと暫く、井戸端会議。 大家の愚痴。

うちのハイツング(暖房)結局この冬壊れっぱなしだった、と言うと
おっさんは、
おれんとこも こないだ夜中に電源おとされた、と言った。

それはおまえがわるい。

夜中の3時に『カントリーロード』爆音で聴くな。

そのとき警察は、配電盤の電源を片っ端から落としたので、
ついでにうちの電気も落とされた。

ふぅ〜ん、という情けない音を立てて、
つくりこんだデータが『カントリーロード』に屠られる。
 
 
耳を両手でふさいでみる。
 
 
開いた窓からオンドのない風、心地いい。

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