コラボ

log [ コラム ] — s_o @ 21. 5月, 2004

納得したりさせたりするの怖れたり、
伝えることに焦心したり、
そのことに憧憬や失望の念を抱いたり、
ニンゲンの寿命ごときで
やってるヒマないような気がしてきた。

だからっておざなりにする謂れも無いけど。

時間に淘汰されなかった「祈り」みたいな行為は
果たして矛盾だらけであるように、
とるに足りぬしょうむない悩みや毎日は
力ないくせに圧倒的やった。

おもちゃ屋のマイク付きカセットレコーダーに
サンプルで讃美歌が入ってた。

店ん中で、しゃがんでずっと聴いていると
ありえへんくらい不思議な気持ちになった。

うしろで、子供が順番を待ってた。

ちょっと待ってーな。
きみさっきずっと歌とてたがな。

また いわれのない朝がきて
道ばたに寝っ転がってた酔っぱらいが
大きな欠伸(アクビ)をする。

鳥が鳴かなくても世界は世界のまんまだろうけど、
チュンチュンゆわれて「ぎゃー朝やーん」って
あらゆる世界の欠片が思う。

だからまるで、朝はくる。

歩み寄りさえしなければ、
しまいにはきっと、泳いで白熊に会いにいけるくらい
すっこり抜けた視界がヒラける。

言い聞かす。

となりのネコ 外見て笑う。

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