フユウち

log [ コラム ] — s_o @ 12. 12月, 2004

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ドイツで、しかも真冬なのに、ずんずん散歩するタフさにうっとりして
夜明けまでそこいらを歩き回っていると、鼻血が止まらなくなった。

リラックスしすぎ。

電話で何時間も錯乱した男の相手をすると変な匂いのする郷愁。

だからって散歩に理由をつけるのは、きっと愚かなことだ。

朝っぱらからやってるカフェに入って、
いちびって慣れないエスプレッソを頼む。

安いし。

型どおりにえずく。

気持ち悪くてげっそりしていると、
店でかかっていたJBの音に合わせて、
朝っぱらなのに少女が踊る。

挙動不審な日本人をちら見して。
彼女は今日も世界中をその小さな手のひらに収める。

『ママ!』

彼女の視線の先にいた優雅な女性は、
やっぱりエスプレッソのカップ。

エスプレッソの苦い煙と
鼻血の冷たい匂いは似てる。

「これでいいのよ」っていう真摯な切実さが。

ぁぁ、どうでもいいけど はなぢがとまらない。
ホラーや、ホラー。

少女の腰つきは悩ましく、
絵づらを総括すると、わしゃただの変態や。

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