眠たそうですね。 いきつけのぼったくりカヘで、 歳のわからん店員が言った。 半分 あきらめてるんやない。 半分 あきらめてない。 いつかみた、両手で耳を塞ぐ子供。 耳は、目と違って塞ぐことができないとか言う。 耳は塞ぐことができないのではなくて、 自分の意志でその手をどかすことができるのだ。 それが中途半端でも、世界を拒むことはできる。 せめて次の街までは ゆうて 半開いた虚ろに曇る目で、コミットすることだってできる。 眠い。