偽装ドラムとメアリー・ポピンズ

log [ コラム ] — s_o @ 12. 8月, 2005

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後悔って、後でするもんやなかったっけ。
感情の芽ぇが、にょりっと生えてくるノキから悔いる。
怒りながら笑いながらがっかりしながらキラキラしながら後悔する。
ていうかもう、後悔してから ぅぁー ゆうて感じてる感じ。

エスカレーターの刻む一定でインダストリアルな微細ケコケコ5拍子が唐突にブレる。
赤道のごときぶっといベルトを腰に結い付けた女の子が、
その健康的で帝国的な白い肉をたんぷりとパンツにのせ
手すりに飛び乗ったのだった。
だってお姫様だもの。

3年分の記憶が鳩の糞になって飛んでいくくらい酔いどれた彼女は、
おそろしく美しい歌声で”SOUND OF MUSIC” を歌い始めた。
周りには2人の男と1人の女。
ダブルデートの壮絶に杜撰なエンドロール。
音、豪華。

ひきつづき ”SINGIN ‘ IN THE RAIN”
雨に打たれるのは君ではなく
路上で一人打ち上げ花火大会(口から)を開催するであろう君の晴れ姿の
観客たる彼らなのです。
いいっすもん。お姫様っすもん。

自分が 『ごめん』 言ぅた世界が、
振り返りざま 『ごめん』って言う。
どっちにも凄まじく感情がこもってない。

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