
梅の枝を持った背の低いおばさんに
『いい天気ね。春、近いわよ junge mann(お若いの)。』
ポン、と肩を叩かれた。
どこがやねんめっさ曇ってるしごっつ寒いがな今何度や思てんねん思いっきり零下やんけ電車けーへんしマフラー忘れたし手袋かて今日つけてへんしいや待てよそもそも手袋なんて持ってへんやんけええわ見てみい現にあんたが持ってる梅の枝めっさつぼみやんけひとつも咲いてへんがなしかもあんたなんでウメの枝持ち歩いてんねんおまえはニホンジンか否ニホンジン梅の枝持ち歩かへんな
「でも、すごく寒いですよ。太陽出てないし。」
おばさんはこちらを見て、ニヤと笑う。
『来るわよ、春が。』
そうか
忘れないように持ち歩けばいいのか。

先日レコーディングが終わって裏通りを相方と歩いていると
シャブ中が真っ最中で、自らの体躯に縛られ 葛藤していた。
右曲がりに歪んで行くオノレの上半身を、その両腕で抱え込もうとモがいているのだった。
それは自分自身への愛でも、存在したいっていう本能でもないような気がした。
たった今 そうせなならんくて
男はアガいた。
真夜中の通行人は皆無視してテクテク横を歩いてく。
全体的な画のシュールさに相方とゲラゲラ笑う。
『現在と書いてイマフウやな。』
信号待ちで振り返るとまだやってた。
処女膜みたいに存在の曖昧な膜があって、
その膜は体のラインにそって、ぴったりある。
目や耳や鼻のあたりに殊その存在を感じることが多い。
破れるのはいつも唐突だったり、絶望的にゆっくりだったり
でも膜は 生まれてから死ぬまでその表面を風に揺らせたこともないねん とでも言いたげに
いつもあっさりそこにあって
破れている いま膜が破れたのだ と認知する瞬間でさえ、その『何事もなかった』感がブレることはない。
破瓜ノ機会は 動いてるヒトやモノに多い。
動いてる、ゆうて
『夢に向かって邁進してる』とか『日々自分を高めようと精進している』なんかではなく
教育テレビなんかで 死んだ魚の目をしてカメラにグーチョキパーを繰り返す 長生き☆健康ストレッチ!的な動き。
意思の介在と拘わリなく、物理的に『ウゴ』いてるとこによく顕現する。
ダンシングフラワーでも最期の一葉でも。
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子供の頃、遊んでいた雑木林にはナパーム(仮名)という少年がいた。
ナパームは当時流行っていた北斗の拳をソースに
『南北聖神拳』という思索を放棄した乱暴な名前のコショバシ技を体得するあんまり目立たない子供だった。
打倒ナパーム策に、うんこガマンしてるとき以外の登下校時間と、図工以外の授業時間全てを費やした。
ナパームはドもってるので、『南北聖神拳 最終奥義(序盤だろうがいっつも奥義。)』って言い終わるまでにもっそ時間がかかって、
ドもりで『な、な、な、な、、、』ゆうてる間にナパームをボコボコにしようと試みるものの
あっさりそれを言い終わられて呼吸困難で明日が見えなくなるほど こしょばされて土下座した。
一度、生協で買った木の板をシャツの下に仕込んでいったけど、
こしょばさがややこしくなっただけでちっともファンクションしなかった。
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30になったら色々楽になります。
と
20代のときは本当によく言われて。
それはきっとあらゆる形の様々な色の愛だったんだろうけれど。
それが示唆していたのであろう、なにか居直りじみた決意だったりとか
ぅあー、、ゆうほど、ない。
それどころかここにきて
『プロレス技、ためさせて。』
て
もう誰にも言えないことに気がついた。
もう拮抗する誰かに抗う術に悩み、むやみやたらと意味のない動きに傾倒することが
社会的に当たり前ではなくなった冬。
30。
ちっとも楽ちがう。
誰にも何も与えずに消えてくものについて考えてみたり
なにやら不審な動きにウズウズしてみたり。
楽でないけど、悪くもない。

以前からよく、〜バトンというMEMEみたいなのをよく頂きます。
この連鎖への反応って、なにかとても尻の痒い感じがするのです。
『私』って語る後ろめたさ。
おまえのことなんて知らんっちゅうねん。
誰だおまえ。
先人が説いたように時代に印を刻むことが青年時代の終わりなのだとすれば、
その鎖はあまりにも自己完結すぎて、放棄とか隠蔽された諦念とかみたくて
ちょっと遠ざけ気味でした。
ただ、
遠巻きに眺める素敵な人々がぼそぼそ語りはじめ、問いかけるんを
無碍に自らの矮小さに押し込んで見なかったことにするのんは
それはそれで『私が、オノが』が発酵しまくりなので
日に当たってるのかないのかわからない窓際に晒します。
くさいから。
んでやるんかい。
問いかけてくれてどうもありがとう。
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掟の門番さんから頂いた印象バトン
【1】回してくれた方の印象をどうぞ
細やかで変態で丁寧で深遠なインテリ。
狂気の皮を被った良心。
【2】周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?
そんなだと思わなかった。
【3】自分の好きな人間性について5つ述べてください。
言い逃れする
陰口タタく
居直る
苛立つ
ありふれ感
【4】では反対に嫌いなタイプは?
嫌いでさえないもの
【5】自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?
こうはなりたくないと思うもの
【6】自分の事を慕ってくれる人に叫んでください!
すいません
【7】そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき)
多くの他人、の印象を語るほど基準まで掘り下げられてないので ペンディングでお願いします。
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kazuyuki onouchiからおしゃれバトン
【好きなブランド(デザイナー)】
飽きられ やがて無かったことにされるもの
【よく行くお店】
『もーこれ、いらんわー』言う人がいる家
【今ヘビロテな服 / アイテム】
今というか10年くらいずっと同じ服着てます。
【勝負服おしえてください】
“勝負”てコミュニケーション云々において取り沙汰されるなら、
裸じゃないときはいつだって試みているような気がします。
【参考にしてる人(おしゃれだと思う人)はいますか?】
言いたいことがあるのに言えてない人やモノ
【好きな色】
没個性
【今狙ってるアイテム】
『これもう要らないからあげる』ニンゲンの家にあるもの
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mihokoさんから今バトン
●今、どこに居る?
家です
●今、一番近くに誰が居る?
誰もいません
●今、どんな服装?
モコモコ
●今、何食べたい?
天下一品
●今、何飲みたい?
アブサン
●今、真後ろには何がある?
ソファとコンタクトシート
●今、まわりを見渡して、いちばん目についたものは?
落としたけど見なかったことにしたファラフェルの中身のコロッケ
●今、誰に会いたい?
恋人
●その人に今伝えたいことは?
3秒前より好き
●今一番歌いたい曲は?
五輪真弓『恋人よ』
●今頭の中でパッと思い浮かんだ言葉もしくは台詞は?
眠い
●今の体調は?
眠たいです
●今どんな気持ち?
寝たい
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伊織さんから頂いた言葉バトン
1:好きな言葉は?
『いまその話してるんとちゃう』
2:あなたの口癖は?
『じゃあ何の話やねん』
3:あなたにとって最大の褒め言葉は?
『もういい』
4:普段、出来るだけ使わないようにしている言葉は?
『がんばれ』
5:最近、言われて一番腹の立った言葉は?
『がんばって』
6:一度言ってみたいが、きっかけが無かったり。
『ちゃうやろ』
7:普段何気なく使ったりするけど、実は意味を理解していない言葉は?
『わかった』
8:普段の生活において、思ったことの何%くらいを実際に言葉に出してる?
なんにも考えてないので黙ってる時が100%
9:面と向かっては言えないけど、メールでなら書けることってどんなこと?
『書いてたら消えたのでもう寝ます』
10:プロポーズとして、言いたいor言われたい言葉は?
『そこで噛むな』
11:今日で死ぬとしたら、最後に誰に何を言いたい?
『死ぬ。死ぬ。 あ、そうや。そういえばさ。』
12:人生において「ありがとう」と言った数と言われた数は?
ありがとうよりも圧倒的な回数で用もないのにすいませんって言います。ドイツ人以外に。
13:現時点で最後に発した言葉は?
『ありがとう』
14:あなたにとって言葉とは?
よう諦めきらん敬意と羨望の対象
鬼門
15:このバトンを誰にわたす?
やりたい方どうぞ持っていってください。
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ルカ子さんより、ミュージカルバトン
● Total volume of music files on my computer :::コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
32.5GB
● Song playing right now ::: 今聞いている曲
いま聴いてないです
● The last CD I bought ::: 最後に買った CD
すいません覚えてません
● Five songs(tunes) ::: 5 曲
> Johann Sebastian Bach “MATTHAEUS-PASSION” 受難のコラールんとこ
> Jacque Dudon “Naieades”
> Robert Grawi “Piccadilly”
> Arvo Paert “Pari Intervallo”
> Julie London “What’ll i do”
思い入れ ということについて考え足りていません。
● Five people to whom I’m passing the baton ::: バトンを渡す 5 名
やってみたい方、どうぞ。5曲のとこだけでも。

握力ない子がしぼった雑巾みたいな白鳥の死体を
仰々しいマスクを被ったおっさんがかざす。
殆どのドイツ新聞の表紙を飾った 感傷のない写真。
電車に乗ってるとき座席に、キャサリン(仮名・金髪)のヌードが全面に押し出された格好で新聞が捨てられてたので
迷いなく手に取ると、キャサリンの豊満な裸体の上で静かに目を射る白鳥の死体。
:::
家の近くの中央公園を散歩してるときに、
芝刈り機と、歩道整備のトラクター2機いっぺんに戦っている白鳥がいた。
白鳥は勝った。
普段おさめてるのでわかりづらいけど、ひろげると無駄にでかいその翼を天にあおぐようにひろげ
2台に水かきで蹴りをいれていた。
蹴り。 そんなんできるんですか。
おっさんらは運転席を降り、煙草に火をつけ苦笑いした。
子供が口をあけてその様子を眺めていた。
2人の運転手は、市に電話して『今日、無理っすわ』的なことを投げやりに説明し、
芝刈り機もトラクターも、家まわりを掃除してもらい損ねたアホでプラウドな白鳥を残していなくなった。
白鳥は、昂った気持ちをどう収束させてええんかよぅわからんかったので、
なんもないのに大きく羽根をひろげ、いきりたっていた。
グダグダだった。
子供が口をあけてその様子を見ていた。
:::
東南アジアで頭部をサッカーボールにされたニワトリの平たい怨念が叶ったのか叶わなかったのか、
彼らは東南アジアのみならぬヒト科をビビらせた。
唐突に流れ弾にあたった『所有』についてちょっと腹にイチモツのあった白鳥は
ある日突然『ここは自分んちです。これは私のです。』て言えなくなった。
あいかわらず蹴りに代わる脅威をヒト科に与えてはいるものの。
- それは最初からこの地球(ホシ)にあったのです。
近づきすぎて見えるようになっただけだ。
どこかの生物学者が言った。
必死で口説き、ようやくたどり着いたお姉ちゃんのパンツが
もっそいファンシー+ファンキーで
”なし!今までのんナシ!”
と言ってるかのごとき、ヒト科のアナーキープレイボーイぶり。
ヒト科。
目の前ほんの少しのとこから牛も豚もトリも在り方も排除して
生態系の本質から村八分を喰らいギミのオノレに目隠し。

停留所のそばに、薬莢(ヤッキョウ)が落ちてた。
かつてそこにあった奪う意思は
事も無げに言葉持たぬ芥に。
とかく対極にあれ、とおさめられがちル
奪うことと与えること。
そこにあるボーダーの曖昧さ・寂寞とした靄は
狙って語られる本質の胡散臭さと似てる。
『うん。それちょっと何やら世界の為になりそうやないか。どうだろう。それよりこうしないか。』
とばかりに繰り返される犬のマーキング。
跳ねる飛沫。 飛び散る未感情。
無駄に長い犬の小水のあと
薬莢だと思ってたそれは、
かつて子供の薬指でその威光を放ったおもちゃの指輪であることに気づいた。
気づいたんでなく、
おしっこによってねじまげられ(元に戻され)ただけで
無謀な現実によって鮮やかに醸造された現在なのかもしれなかった。
小僧、これにも小便を。
(むきだした打算を白目でさしだしながら)
犬、無視。